「断捨離」と聞くと、なんとなく大仕事のように感じてしまうかもしれません。私も以前はそうでした。「いつかやろう」「時間ができたらやろう」と思いながら、クローゼットには着ていない洋服がぎっしり。
けれどある日、ふと気づいたのです。毎朝の小さなストレスの正体は、この洋服の多さかもしれないと。

洋服を断捨離することで、心の負担が確実に減りました。
まずは洋服からスタート
断捨離をしようと思ったとき、最初に手をつけたのが洋服でした。理由はとても単純で、「毎日必ず使うもの」だからです。食器や本、雑貨も候補にはありましたが、洋服は毎朝必ず向き合う存在。変化を実感しやすいと思いました。
当時の私は、「着る服はない」と口では言いながら、実際にはクローゼットがパンパン。ハンガーを左右に動かしながら、
- 今日はこれじゃない
- これは太って見える
- 天気に合わないかも
と、朝から小さな迷いを何度も繰り返していました。
朝の「選ぶ時間」が思った以上に重かった
洋服を選ぶ時間は、時計で測れば10分程度かもしれません。でも、その10分の中で行っているのは「選択」の連続です。
「どれにするか」「これは違う」「やっぱりこっち?」
人は1日に何千回も選択をしていると言われていますが、朝は特にその回数が多い時間帯。起きる・顔を洗う・何を着る・何を食べる…その中で洋服選びは意外とエネルギーを使う選択でした。
しかも、その選択に正解はありません。だからこそ、迷いが生まれ、無意識のうちに心が疲れていたのだと思います。
洋服の断捨離で意識したこと
私が洋服を断捨離するときに意識したのは、次の3つです。
- 今の自分が着たいか
- 1年以上着ていないものは着ないだろう
- 迷う服は一度手放す候補にする
「高かったから」「まだ着られるから」「痩せたら着れるから」という理由だけで残していた服は、実はほとんど着ていませんでした。それよりも、「着ると気分がいい」「着ていて楽」という感覚を大切にすることにしました。
結果的に、洋服の量はかなり減りました。でも、不思議なことに「足りない」とは感じなかったのです。

意外と洋服は少なくても問題なかったです。毎日、気分の上がる洋服だけを持つことになりました。
朝の支度が一気に楽になった
洋服を減らして一番変わったのは、朝です。クローゼットを開いた瞬間、迷いがほとんどなくなりました。残っている洋服は、全て一軍なので、選択がほぼ自動化された感覚です。
以前は朝から「決める」ことにエネルギーを使っていましたが、今はその分を別のことに回せています。コーヒーをゆっくり飲んだり、少し早めに家を出たり。時間だけでなく、心の余白が生まれたのを実感しました。

選択回数が減ると、心が軽くなる
洋服の数が減ったことで、1日の「選択回数」が確実に減りました。不思議とイライラすることも減り、朝の気分が安定するようになったのです。
これは洋服に限らず、日常のあらゆる場面に通じる気がします。選択が多いほど、私たちは知らないうちに疲れてしまう。断捨離は、物を減らす行為でありながら、心の負担を減らす行為でもあるのだと思いました。
断捨離は完璧じゃなくていい
断捨離をすると、「もっと減らさなきゃ」「ミニマリストにならなきゃ」と思ってしまうこともあります。でも、私が実感したのは、少し整うだけでも十分に効果があるということ。全部を変えなくていい。まずは毎日使うもの、洋服から始めるだけで心も軽くなります。
今も完璧ではありません。でも、「選ばなくていい暮らし」に近づいたことで、日常が少し優しくなりました。断捨離は、何かを失うことではなく、自分にとって本当に大切なものを残す作業なのかもしれません。
なんだか最近イライラするな。心が落ち着かない。と感じるようであれば、洋服を断捨離してみてください。


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