うまくできなかった自分を責める。人と比べて落ち込む。私なんてと思ってしまう。以外と気付かないうちに、自分自身を傷つけていませんか?
その静かな自己否定が、実は体の冷えとつながっているのではないかと、温活を続ける中で感じるようになりました。

自己否定していることに、気付かない方も多いのではないでしょうか・・・
冷えは防御のサインかもしれない
人はストレスを感じると無意識に体を緊張させると言われています。自己否定もまた、強いストレスです。
もっと頑張らなきゃ。こんな自分ではダメだ。
そう思っているとき、体はどうなっているでしょうか。呼吸は浅くなり、肩は上がり、お腹は固くなっていませんか?この状態では血流が滞りやすく、体は冷えやすくなります。
つまり、心が自分を攻撃しているとき、体は守ろうとして縮こまるのです。
自己否定はエネルギーを奪う

自動思考と呼ばれる無意識の思考パターンがあります。
・私はいつも失敗する
・どうせうまくいかない
・あの人のほうが優れている
こうした思考は、繰り返されるほど脳に定着し、ストレスホルモンを分泌し続けます。ストレスホルモンが増えると、血管は収縮し、体温は下がりやすくなります。
つまり、自己否定は内側から体を冷やしていく力を持っているのです。冷え性体質だと思っていたけれど、実は心の使い方が影響していることもあるのかもしれません。
自己との関係
哲学者キルケゴールは、絶望とは、自分自身であろうとしないことと言いました。自己否定とは、今の自分ではだめだと思い続ける状態です。それは、今ここにある自分を拒否することでもあります。
自分を拒否すると、体もまた緊張します。拒否される側として、守りに入るのです。
温活をしていると、まあ、今日はこれでいいかと思える瞬間があります。体が温まると、心の言葉も少しやわらぐ気がします。まるで、体を温めることが自己受容の練習になっているようでした。
体を温めながら心も温めよう
ぬるめのお湯に浸かる
両手をお腹にあてる
ゆっくり息を吐く
それだけで、固まっていた体が少しずつほどけていきます。私は、今日はこれで十分。よくやっている。えらい。とお湯に浸かりながら口に出すようにしています。
心理学では、セルフ・コンパッション(自己への思いやり)という概念があります。自分を責める代わりに、やさしく扱う姿勢のことです。
温活は、このセルフ・コンパッションを体から学ばせてくれる行為だと感じています。
冷えやすい人ほど、まじめで優し

冷えやすい人は、まじめで責任感が強い人が多いと感じています。人の期待に応えようとし、空気を読み、自分より周囲を優先する。その優しさが、自分に向かないまま内側に溜まっていく。
だからこそ、温活は休んでもいいと体に伝える時間になります。露天風呂で空を見上げると、生きているだけで素晴らしいことなんだと思える瞬間があります。
哲学者スピノザは、喜びとは、存在の力が増すことと言いました。温まることは、存在の力を回復すること。冷えがやわらぐとき、
それは自己否定が少しゆるんだ証なのかもしれません。
私が続けている小さな習慣
・夜は40度以下で15分
・お腹を冷やさない
・今日もよくやったと声に出す
・サウナよりも岩盤浴を選ぶ日もある
大切なのは、冷えている自分に気づくこと。冷えは、優しくしてほしいという体からのメッセージなのかもしれません。
心が温まると、肌も変わる
自己否定が強かった時期は、イライラもしていて暴飲暴食も日常的だったからか、肌も荒れやすくくすみがちでした。
温活を続け、自分を責める回数が減ってから、肌のトーンが明るくなったと感じています。血流が整うこともありますが、それ以上に、心の緊張がほどけたことが大きい気がします。

心と肌が明るくなり、笑顔も増えたと自分自身で感じます。
最後に
もし今、冷えを感じているなら、それはあなたが頑張りすぎている証かもしれません。
体を温めることは、自分を肯定する小さな行動。ぬるめのお湯に浸かりながら、私はよくやっている。えらい。と言ってみてください。その言葉がきっと、心と体を同時に温めてくれます。


コメント